2004年8月
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今月は魅惑の島・屋久島特集です。
小さな写真それぞれ、クリックすると
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「いたるところに水源が」
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今年は本当に梅雨があったんでしょうか?
私は暑さ大歓迎なんですが、外回りのお仕事をしていらっしゃる方なぞは、
この暑さはシャレではすみませんね。
命取りですものね。
でもやはり「冷夏」じゃなくてよかった〜。
夏女マツサカの喜びの声が皆様にも届いておりますでしょうか!?
・・・ウッホウッホッッ・・・
ところで東京、神奈川が「35度」にかる〜く到達している
7月某日、ここ何年もの思いをはたすべく、
一路「屋久島」へ行ってまいりました。
かの地は一昔前、ワタクシが現在と違う職種だったころに
訪れたことがありまして
(まあ、いわゆる「屋久島ブーム」が起こるずっと前ですね。)`
その時は数時間の上陸しか出来なかったにもかかわらず、
あの「体中が緑に染まるのではないか」
という程の島の空気にすっかり魅了されてしまい、
それ以来雑誌で目にしては切り取り、
TV番組は録画しの屋久島ライフをおくっていたのでした。
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「こんなところに水滴が」
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「大きな川になっていく・・・」
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「そして川になります」 |
もともと「木好き」な私。
(植物全般もいいですが、なんてったって木です!)
常にお気に入りの大きな木をみつけては抱きつき、
生命エネルギーを分けていただこうとしております私に、
屋久島は憧れの地なのです。
しかし誰しもがそうであろうごとく、
私もついつい仕事やら何やらの日常に振り回されて
「再びかの地を訪れる」
という熱い思いをはたせずにいたのですが、
今年に入りサロンも開店。
「今、自然のエネルギーを賜らずしてどうする!」と、
屋久島行きは「癒し仕事」を
展開させていく糧にもなろうと決行いたしました。
(まあそんな大それた事でもないんでしょうがね)
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「この水も飲めます」
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さてさてそんな私の大きな思いを受け止めてくれた屋久島。
トータル10時間工程の「縄文杉」にもとてもお会いしたかったのですが、
いかんせん日数も限られておりましたし(体力も)
やはり重要度上位ランク1位の「白谷雲水峡」
に赴く計画をたてておりました。
しかし!!!当地に行ってから初めて知った事実・・
台風4号の影響で
正規のルートは通行止め!!
(山が崩れて道が塞がれてしまったんですね)
どうしても行きたいなら反対側から登山するしかない!!!
観光センター、レンタカー屋さんから情報をかき集め、
結局はやはり10時間におよんでしまう
「白谷雲水峡行き」を友人と二人無謀にも決行したのでした。
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「トロッコレール」
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翌朝5:00起きで反対側の登山口まで車で1時間。
そこで万が一遭難したときの為の「登山届け」を記入。
まずはトロッコのレールを
「スタンドバイミー」のごとく
ひたすら一時間歩きます。
途中、なにが恐いって渓谷上を渡る線路を歩くことですかね。
ただの「線路」なので両側に手すりなんぞありはしません。
水滴したたるトンネルを抜け、
そんな渓谷をいくつか越えますと
「ここから山登りしてください」とばかりに
「斜面に入り込み口」に到達します。
皆さん、遠足での山登りを想像してはいけません。
「道なき道をいく」これが素人向け「裏登山」です。
両手両足を駆使して山にわけ入っていくのです。
のろのろしたマイペースでもいけません。
日暮れまでに里に帰ってこられないからです。
(いくら早朝に出発しようとも)
息も絶え絶えです。
普段のようにくだらないオヤジギャグなぞで
ニヤニヤしている体力は残らない程、知力体力のフル活用です。
なぜなら「道がない」からです。
進むべき方向を教えてくれるのは、
木々に「ぽつん、ぽつん」と結ばれているピンクのリボンのみ。
「道にそれたら帰れない」と必死にピンクを探しつつ
山に「登らせて頂く」のでした。
そんな私たちが必死に登っていく横を、
野生の「屋久鹿」の親子が
すいすいっと事も無げに上っていくわけです・・・人間って。
しかしそこまでしてたどり着いた
「屋久島の森」は全てが緑。
空気もみどり。
したたる水滴までもが緑。
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「何かが住んでいます」
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頭上には青い空が広がっているのに
この森にはチョロチョロ、ピチョピチョ、
耳をすますとしっとりとした森の音が聞こえてきます。
いたるところに複雑な緑色の何種類ものコケが繁っています。
そっと触るとフワフワで、きれいに澄んだ水滴が
宝石のようにキラキラ光っています。
いたるとこらから湧き出ている清流は、
水晶を細かく砕いたような砂の上を
サラサラと流れています。
幾重にも重なったコケでろ過されたクリスタルのような
その水はなんと冷たく澄んだ味わいでしょう!
私のつたない文章力では、
この「緑感」がしっかり
お伝えできないのが非常にもどかしい。
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「幹の中から・・」
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「幹の中にもコケ」
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「見上げると光が」 |
屋久島が私たちに与えてくれたのは
「緑の森」だけではありません。
山の頂上から見る、人間の気配がまったくしない
ただただ永遠の緑の森と山々の連なり。
水族館の水槽に紛れ込んでしまったかのような、海の中。
アユが大群で泳いでいそうな広い川。
漆黒の闇の無数の星。母海がめの涙・・・。
「華やかな夏の島」ではない何か
もっと深いものをしっとりと、
この「緑の地球を凝縮したような島」は
与えてくれたのでした。
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「森の中の宿」
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木々達のあの大きなエネルギーは
いったいなんでしょう、
どこからあの途方もなく
大きくゆるぎないエネルギーが出てくるのでしょう。
何千年も同じところに根をはり、
しずかに佇んでいる木々は私にとって師匠であります。
その存在から教えられることが山ほどあります。
大きな木もすばらしい。
また、小さなコケ達もミクロの森を形成しています。
すべてが生命エネルギー。
以前訪れた時に感じた
「この森に一日いれば、どんな病気もきっと治る」
という程の感覚を改めて思い起こしました。
人間は実社会で生きていかなければなりません。
その為の人間なのですから。
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「人間の気配さえない山」
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でもたまに、
自分の生き方とは違う生命力
を感じてみると、
なんだかすこーし周りを見られる位のゆとりが育つ気がします。
人間にもこんな生命力があるんですよね。
すごいことです。
本来はもっとタフに自然に生きていけるはずなんですね。
そんな不思議な力をもっと活用していけるはずなんです。
そんなことをまた考える機会を与えてくれた「屋久島」。
必ずまた足を運びたい島。
皆様も是非いちど訪れてみてください。
小さな緑の種が胸に植え付けられるのではないでしょうか?